学習パス 06レッスン 3 / 6

サプライヤーに証拠を求める

サプライヤーの主張を、テストできる問いに変えます。範囲、設定、契約条件、自社に残る責任を確認します。

実践10 分レビュー日

発行元 執筆方針

理解度を確認サプライヤーが、安全な環境の例をデモで示しました。次に、評価で何を確認すべきですか?演習に取り組む
サプライヤーが、安全な環境の例をデモで示しました。次に、評価で何を確認すべきですか?

学べること

  • 製品についての主張と、必要な振る舞いの証拠を区別する。
  • 自社のシナリオと受け入れ基準を使って評価を設計する。
  • 未解決の要件を、確認済みの機能とみなさずに記録する。

自社の要件から始める

サプライヤーは、最も重要な問いに答えずに、印象的な成果を示すことができます。デモの前に要件を定義してください。

機密の契約データを持つ架空の会社を考えます。チームが必要としているのは、既存アプリケーションの保守にAIの支援を使うことです。サプライヤーは、空のリポジトリから作った新しいアプリケーションを見せます。その成果は一つの能力を示しますが、会社の保守ワークフローをテストしてはいません。

承認された合成データを使って、小さくても代表的なリポジトリを準備します。既存の規約、失敗するテスト、人の判断を必要とする変更を一つずつ含めます。各サプライヤーに、同じ受け入れ基準を渡します。

振る舞いと証拠を一緒に求める

要件求める証拠解決する問い
データの扱いデータフローの説明、現行の条件、関連する設定どのコピーが、どのサービスに渡るか
エージェントの権限権限モデルと、操作が拒否されるデモどこで制限を強制するか
デリバリー計画、diff、チェック、その結果としてのpull requestレビュー担当者が要件を追跡できるか
人の判断ブロックされたワークフローと、その解決記録誰が次の段階を承認できるか
運用責任分担とインシデント対応手順サービスに障害が起きたとき、誰が対応するか
サービスからの移行エクスポートのサンプルと独立した再ビルドアクセス終了後、何が引き続き使えるか

「SSOに対応」という説明にも、背景が必要です。どのIDプロバイダー、契約プラン、役割、利用終了時のアクセス解除動作が含まれるかを尋ねます。関連するアクセス変更をテストします。

保証報告書や認証については、範囲、対象サービス、レビュー期間、例外を確認します。サプライヤーの保証が、チームの作るアプリケーションまで自動的に対象にすると考えないでください。

難しいケースを観察する

必須チェックが失敗したときに何が起きるかを、サプライヤーに示してもらいます。その後、生成された成果物と判断の経路を確認します。有用なシステムは、未完了の作業と不足している証拠を明示します。

契約管理アプリケーションでは、アクセス境界を越える架空の要求を追加します。評価では、システムがその要件をどう扱い、レビュー担当者が結果をどう検証するかを示す必要があります。デモを現実的に見せるために、実際の機密データを使わないでください。

デモで示した構成と、購入を提案されている構成の違いを記録します。将来提供すると約束された機能は、提供済みの能力ではなく、依存条件です。

証拠台帳を維持する

要件ごとに、証拠のリンク、日付、設定、レビュー担当者、結論を記録します。「このシナリオで検証済み」「未解決」「対象外」のように、明確な状態を使います。

未解決の項目には、担当者と期限を割り当てます。各項目について、判断を止めるのか、契約上の条件を求めるのか、制限を文書化して受け入れられるのかを決めます。

同じ基準をTaigaにも適用します。公開ドキュメントとTrust Centreは、確認の出発点になります。選択したサービスの取り決めが、要件を満たすことを確認してください。続いて、サービスからの移行とポータビリティを学んでください。

演習に取り組む

架空のサプライヤーが、自社のAI開発製品はエンタープライズ対応だと述べています。表から要件を三つ選んでください。それぞれについて、テストを書き、成果物を求め、レビュー担当者を指名し、回答がない場合の扱いを定めます。

ワークシートをダウンロード(Markdown)
理解度を確認 ↑

学習を続ける

出典と参考資料

← 前のレッスン: 運用に必要な費用全体を比較する